会社員か経営者かで審査金利が異なる?!

会社経営者の方の場合、会社の経営状況と社長個人の収入や支払い状況など、両方が良い状態でないと住宅ローン審査は通りません。

自営業者は住宅ローンに通りづらいとよく言われる理由がここにあります。

更には、審査をする際の審査金利にも違いが出る場合があります。

審査金利とは、実際に貸し出す金利とは別に、住宅ローンの審査用に設定された金利の事です。

金融機関のHPやパンフレット等には記載されておらず、あくまで内部の金利である為、金融機関へ問い合わせても、基本的には教えてくれません。

これまでの経験上、だいたい3~4%に設定している所や、選択時の基準金利とする所が多いです。

ちなみにフラット35は、21年以上35年以内の金利(今月なら1.35%)が審査金利となる為、民間金融機関に比べ、多くの資金を借入できる場合があります。但し、あくまで「返せる金額」が重要である事をお忘れなく!

仮に実際に借入する金利が0.6%であったとしても、将来金利が3%になった時でも年収に対しての住宅ローン返済額が返済比率におさまっているかどうか…を審査金利を使って計算している訳です。

実はこの審査金利。金融機関によって異なりますが、会社員か経営者かで異なる場合があります。

会社員なら3%なのに、経営者だと4%で計算する、と言った具合です。

自営業者、会社経営者の方は是非参考にして頂ければと思います。

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