住宅ローンは、申込月の金利が適用されるのではなく、融資実行される月の金利が適用されます。
フラット35は、10年物国債の金利の影響を受けています。
一方、変動金利の指標となるのは政索金利。
政策金利とは、中央銀行である日銀が、一般の銀行に融資する際の金利の事で、日銀の金融政策によって決められており、景気が良い場合には高く設定され、景気が悪い場合には低く設定されます。これによって、景気が良い場合には預貯金やローンの金利が上がり、通貨の流通が抑えられるのです。
10年物国債は政索金利と違って毎日金利が動いており、フラット35金利も毎月変動します。
ここで注意する必要があるのが、注文住宅を建築する場合。
例えば、気に入った土地を先に購入し、建築はまだ先と言う場合。
中には1年先にもなる事があり、その場合は住宅ローン金利も1年先となってしまい、現在と比べて大きく金利が変わっている事も考えられます。
今月のフラット35金利は1.35%ですが、1年後は2%位になっているかも知れません…
フラット35で検討されており、上記のようなケースの方はご注意頂ければと思います。