「とりあえず変動金利を選択しておいて、金利が上昇しそうになったら固定金利に切り替えよう」
と思っている方、結構多いです。
中には、住宅会社の営業マンでも こういった提案(?)をしてくる人が実際にいます。
結論、こう言った考え方は危険だと思います。
変動金利と固定金利、それぞれ一体どうなった時に金利が上昇するのか。
先ず、変動金利は、景気が実際に良くなってから金利が上昇します(上昇させます)。
一方、固定金利は、景気が良くなりそうな感じがしてくると、金利が上昇します。
つまり、景気が良くなって変動金利が上昇した時には、固定金利は既に上昇している、と言う事になります。
ですので、変動金利が高くなる頃には、固定金利は それ以上に高い金利になっているはずです。
くれぐれも、スタートは変動金利にしておいて、金利が上がりそうになったら固定金利に切り替えればいいだろう…
と言うような安易な考えはやめましょう。