フラット35金利の構成要素について

愛知県尾張旭市での住宅ローン借換え金消契約、無事終了しました。

8月度フラット35金利(フラット35史上最低金利0.9%)が適用される為、大変喜んで頂きました。

お仕事終わりでお疲れのところ、本当にありがとうございました!

さて、今回は、フラット35金利の構成要素についてお伝えしたいと思います。

フラット35金利は以下、3つの要素から成り立っています。

①投資家に支払う利息
②住宅金融支援機構が事業運営する為の費用分の金利
③民間金融機関へのフラット35回収委託費用分の金利

①は、新発10年物国債の利回りに一定のスプレッド(買値と売値の差)が乗っています。

例えば、新発10年物国債の利回りが仮に「1.0%」とした場合、スプレッドは概ね「0.4%」程度。つまり投資家に支払う利息は合わせて「1.4%程度」ということになります。

②は、住宅金融支援機構が資産担保証券を発行するのにかかる費用のことで、フラット35に当てはめると「0.6%程度」の金利に相当します。

③ですが、実はこれが、フラット35金利に差が付くポイントとなっています。フラット35の窓口は民間の金融機関である為、金融機関毎に必要なコストや利益の為に設定する金利は異なってきます。

この幅は金融機関ごとに「0.2%~1.2%程度」と非常に幅広くなっており、各金融機関の独自の判断で決定しています。

また、フラット35金利の傾向としては、店舗を持たないノンバンク系(SBIモーゲージや楽天銀行など)の金利が低く、店舗を持つ金融機関の金利は若干高めに設定されています。

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