住宅ローンの申込みを受ける際に必ず確認するのが他の借入状況についてです。
クルマのローンや携帯電話の分割払い分、カードローン、キャッシング(場合によってはショッピングも)、奨学金なども対象となります。
しかし、金融機関が確認する債務はこれだけではありません。
「隠れ債務」という債務があります。
どういったものか?それは、慰謝料や養育費などです。
金融機関に離婚の経験などを話さなければ特に分かりませんが、申込書などに記入する居住者の家族構成や、提出する住民票に配偶者がいないのにお子さんがいる場合などは、離婚している可能性が考えられます。
離婚している場合、金融機関が気になるのが慰謝料や養育費が発生しているか否かです。
毎月、慰謝料や養育費で5万円支払っていれば大きく返済負担率を増やします。
金融機関はこれを考慮しないで住宅ローンを貸してしまうと、返済に大きく影響が出てしまい最悪の場合デフォルトの可能性も出てきます。
金融機関にとって一番避けなければいけない問題です。
その為、離婚をしている場合は金融機関によって面談を求められたり、慰謝料や養育費が発生していない事を証明する離婚協議書などの提出を求めれられる事もあります。
金融機関によっては、離婚しているだけで審査が厳しくなることもあります。
債務は借入だけではない。
以上、ご参考ください。