住宅ローン金利の決まり方について

住宅ローンの金利タイプは、「変動金利」と「固定金利」の2つに分けられます。

変動金利は‘短期プライムレート(通称:短プラ)’を基準としています。短期プライムレートは、日銀の政策金利(日銀が金融市場の調節手段として用いる金利のこと)に連動している為、変動金利は政策金利に直接影響を受けることになります。

一方で、固定金利は‘長期金利(10年物国債利回り)’を基準としており、日銀の政策金利は直接影響せず、市場の動向の影響を受けます。今年2月の日銀によるマイナス金利政策導入以降、長期金利は歴史上初のマイナス金利となり、フラット35を始めとした固定金利も影響を受け、低金利を推移しております。

当面は住宅ローン金利が大幅に上昇することは考えづらいですが、金融政策に動きがあれば、住宅ローン金利に影響があることは予想出来ます。特に、現在変動金利で返済中の方は、今後の金融政策の動向を注視しつつ、住宅ローン金利を小まめにチェックしていくことが重要です。

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