住宅ローン借換え時にかかる諸費用の一つに「経過利息」があります。
経過利息とは、繰上返済日の直前のご返済日の翌日から繰上返済日までに発生する利息の事を言います。
例えば、住宅ローンの返済日が毎月27日とします。
毎月の返済は住宅ローンの元金と利息を含んだもので、この利息は、前月に返済してから今月返済するまでの間の利息を後払いで支払っている事になります。
つまり、例えば、1月27日に支払う利息は、12/28~1/27までに発生した利息を後払い形式で支払っている事になります。
よって、住宅ローンの借換え時には、今までの住宅ローンの残高だけでなく、まだ支払っていない利息(経過利息)を請求される事になります。
尚、この経過利息は、フラット35へ借換える場合、従来は現金で捻出する必要がありましたが、昨年4月のフラット35制度改正で、融資額に含めることが出来るようになりました。