借換えするなら今のうち?!

住宅ローンの借換え専用商品で、金利を引き下げる金融機関が増えています。

新規ローンの収益性が競争激化によって悪化する中、借換えローンを新たな収益源にするのが狙い。

現在、住宅ローンを返済中の方は、上手く借換えれば返済額を減らせるケースが少なくありません。

フラット35からフラット35への借換えも可能となっており、残債にもよりますが、今から4年以上前にフラット35で組まれた方が、今フラット35へ借換える事で、大きなメリットが出る場合があります。

例えばこんな方。

8年前にマンションを購入した際、「フラット35S」を選択。耐震性などの基準を満たす事で最長で当初10年間、低い金利が適用。しかし、あと2年でその優遇期間も終了してしまう…と言ったケース。

8年前のフラット35金利は2.5%位でしたので、そこから▲1.0%の引き下げ※があり、当初10年間は1.5%位で、優遇期間終了後は元の金利である2.5%位に戻ってしまう為、支払額も上昇してしまいます。ちなみに、現在(8月度)のフラット35金利は1.34%(返済期間21年以上35年以下)となっておりますので、残債にもよりますが、借換えメリット大となる可能性は高いです。

一方で、日銀は長期金利について小幅な上振れを容認する方針も示しており、長期金利に連動しやすい固定型住宅ローン金利は、今後小幅に上昇する可能性があり、注意が必要です。

ですので、金利の低い今のうちに借換えした方が良いのかも知れません。

実際に借換えるかどうかは別として、住宅ローンは定期的に見直すことが重要と考えます。

『借換えでどの位のメリットがあるのか?』
『住宅ローンはどこで組めば良いのか分からない…』
『一度審査否決となったのだが、住宅ローンを組めるのかどうか?』等々

住宅ローンでお困りであれば、いつでもお気軽にお問い合わせください。

皆さまからのご相談、心よりお待ちしております。

※2010年2月15日融資実行分から、「フラット35S」は、当初10年間のローン金利引下げ幅を年率0.3%から1.0%に拡大された。

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