以前、私のお客様で、こんなケースがありました。
夫と妻の収入を合算する、「収入合算」でのお申込み。
夫も妻も「正社員」。
二人の年収を足せば、希望額である3,500万円も十分に借入可能な金額。
他の借入に関しても、夫妻のスマホ分割分くらいで、審査的に特に問題無し。
本審査申込みし、難なく審査通過しました。
しかし…!
何と、奥様が、建物完成後に金融機関と交わす金消契約前に「パート」になってしまうと言う想定外の事が起こってしまいました。
正社員に比べ、もちろんパートになると収入が激減。
しかし、ご主人の年収が元々高かったので、結果的には、無事融資実行となったのですが、このケース、返済比率ギリギリの場合、下手をすると審査承認の結果が取り消しになってしまう場合があります。
もちろん、返済比率におさまっている事が大前提ですが、基本的に、会社が変わっていなければ問題ない場合が殆どです。
これから住宅ローンを組もうと検討されている皆さま。
ご参考頂ければと思います。