「完済時年齢」は重視される項目の一つです

現在、お世話になっている工務店さんを通じ、47歳シングルマザー(お子様二人)の住宅ローン相談をお受けしています。

この方は、その工務店さん経由で、既にフラット35で一度審査否決となっている方。

年収は高い。勤続年数も問題無い。お勤め先も一部上場企業。

借入はあるものの、返済負担比率に十分におさまっている。

しかし、デメリット要因として、頭金が少ない点に加えて、「完済時年齢」も懸念材料の一つ。

今回、2,800万円の借入となるのですが、仮に60歳退職とすると、その時点での残債は1,500万円以上、65歳退職としてもまだ1,000万円以上残るプランとなってしまいます。

貸す側である金融機関からすれば、

「年収は高いけど、退職後もきっちり支払ってくれるのかな」

といった感じです。

審査を通過させるポイントは、

「この方に融資をしてあげたいと思わせるにはどうすれば良いか」

です。

物件書類を拝見したところ、建物1㎡あたりの単価がちょっと高いかな‥という感じが否めないので、今後、物件自体の見直しも含め、工務店さんへその点もご提案させて頂こうと思ってます。

お客様が無事融資承認となり、念願のマイホームを購入できるよう、弊社として全力でサポートさせて頂きたいと思います。

カテゴリー: 住宅ローン関連, 有益情報   パーマリンク

コメントは受け付けていません。