よく住宅ローン借換え専門サイトなどで、メリットのある人は
・住宅ローン残債1,000万円以上
・住宅ローンの残期間10年以上
・金利差1%以上
と書かれている事が多く、この三点に該当すれば、借換えメリットは確実にあると思われます。
但し、3つとも該当せずとも、例えば、残債や残期間にもよりますが、金利差が0.5%位でも借換えメリットが出る場合もあります。
実際、先日ご相談頂いた方も、変動金利→変動金利への借換えで、金利差は0.6%でしたが、トータルで250万円ものメリットがありました。
ですので、現在返済中の金利が低くても、残債や残期間によっては十分に効果が出る可能性があります。
金融機関へ多く利息を支払う位なら、借換えしてご自身の為に有効に使った方が絶対にいいです。
先ず、以下の順に動いてみてください。
①現在の住宅ローン返済予定表を探す
→もし無ければ、借入先金融機関へ依頼すればすぐに発行してくれますので心配ご無用です。
返済予定表を手元に置き、以下②~④を確認する。
②金利が何%なのか
③残債はいくらなのか
④残りの返済期間は何年なのか
を先ずはご自身の目で確かめてみてください。
そして、メリットがあるかどうかシミュレーションだけでも行いますので、是非お気軽にお問い合わせ頂ければと思います。
あと、「フラット35」から「フラット35」への借換えが可能な事は、以前もブログで書かせて頂きましたが、もしご希望の方がおられましたら、借換えする事でかなりお得になります。
例えば、8年前(2010年)にフラット35で借入された方は、2.8%位の金利だと思いますので、確実にメリットがあります。
ちなみに、フラット35Sで返済中の方は、この年は当初10年間▲1.0%引下げでしたので、まもなく10年が経過する為、上昇する前に現在の低金利へ借換えた方が良いと思います。(以下、シミュレーションはフラット35Sを利用していない場合)
借換前:残債2,500万円、残期間27年、金利2.8%
借換後:借入金額2,500万円、返済期間27年、金利1.4%(2月度フラット35金利。機構団信保険料込み)
で試算してみると、トータルで560万円もの削減、月々だと▲17,000円も支払いが安くなります。
面倒だからとほったらかしにしておくのは、余りにももったいないです。
弊社では、‘家計で最も大きな支出’である住宅ローンの見直しを推奨しております。
皆さまからのご相談、お問い合わせ、お待ちしております。