キャッシング枠付きカードを一度も利用していなくて、ただ保有しているだけの場合。
このケース、使ってもいないのにただ持っているだけにも関わらず、「借金をしている」ものとみなされる事は、これまでのブログでも幾度と書かせて頂きました。
一度も利用していないのであれば、基本的には解約した方が良いです。
それでは、過去に何度かそのカードを利用し、しかも支払い遅延があった場合はどうでしょうか?
答えは、「解約しない方が良い」です。
支払い遅延があったカードを解約してしまうと、遅延記録が残ったまま、完済から5年間記録が保存されます。
あと数か月待てば遅延記録が消えたのに、そのカードを解約した事によって、遅延記録が5年間残ってしまい、5年間は住宅ローンが組めなくなってしまいます。
もし、カードの解約をする場合は、先ずはそのカードで、過去に支払い遅延がなかったかどうかを確認する必要があります。
人間誰しも、過去の事は、年月が経てば経つほど忘れてしまいます。
あの時、遅延が無かったかな、…いや、やっぱりあったかも??
と不安な場合は、一度、ご自身の信用情報を取り寄せる事(信用情報の開示)をオススメします。開示の仕方などについては、過去のブログを参照下さい。