住宅ローンは「返せる金額」で!

住宅ローンを組むにあたって、「借りられる金額」で借りている方が後を絶ちません。

「借りられる金額」とは、その人の職業や勤務先、年収など、‘過去’を見て金融機関が計算した貸付可能額のこと。

つまり、極端に言えば、お客様にとっての理想的な返済額といった部分は二の次で、金融機関がそのお客様に貸したい金額です。

近年、金融機関による中小企業への貸し渋りが問題視されていますが、個人向け住宅ローンに関しては、デフォルト(債務不履行)の確率が極めて低いことから、金融機関にとってみれば、住宅ローンほど低リスクでしっかり儲けられる商品はなく、とにかく住宅ローンを貸したいというのが本音です。

そういった背景も踏まえ、借りられるだけ借りてしまうということは非常にリスクがあります。

大事なのは、いくらの返済であれば最後まで余裕を持って返済できるか、つまり「返せる金額」です。

「返せる金額」とは、家族のこれからの生活やお子さんの進路など、‘未来’を見てお客様自身が計算する月々の返済可能額のこと。

将来、お子さんの成長と共にかさんでくる教育費を始め、支出面をじっくり予測・検討した上で、例えば、現時点で月額10万円迄なら10万円、それ以上は絶対に超えない!と言うように決めた上での資金計画、そして住宅プランを立てていくことが重要です。

マイホーム選びや土地選びを優先してしまい、くれぐれも資金計画を後回しにすることの無いようご注意下さい。

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