最終の融資実行までは、新たな借金をしては駄目

以前、こんなお客様がいました。

土地代金の決済も終わり、建物の完成まで約4か月。

残すは建物代金の融資金2,500万円だけという状態。

確か建物上棟時あたりだったと思いますが、今後のスケジュールや流れについてご説明させて頂く為、ランチも兼ねてファミレスで待合せする事になりました。

そしてアポイント当日。

そのお客様が、今までと違うクルマに乗って来られました。

…まさか!!

寺本「●●さん!ひょっとして新たにローンなんて組んでませんよね??」

お客様「土地の融資も実行され、もうローンを組んでも問題ないかと…」

初回面談の際、お客様へ必ずお伝えする事があります。

それは、『最終の融資実行までは、新たな借金をしては駄目』と言う事です。

建物完成後の融資金が実行されるまで、新たにローンや分割払いのショッピング、キャッシングは絶対にしてはいけません。

殆どの金融機関では、最終の融資実行前に、申込人が新たな借入を起こしていないかを確認する為に信用情報をチェックしますので、融資実行の取消しと言う最悪の事態にもなり兼ねません。

このお客様の場合、幸いにも無事融資実行となりましたが、正に冷や汗ものでした…。

皆さんも、このケースのように、融資の一部が実行されたからと言って、融資が全額終わるまでは新たな借入れをしないよう、十二分にご注意下さい。

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